私のガーデン物語                                 

~Green Pallet KARUIZAWAへの道~

序章

   子供の頃は、どちらかというと外で遊ぶことよりも家で本を読んだりすることが好きでした。とはいえ、周囲は自然いっぱいの田園地帯・・・畦道に茂るシロツメクサで冠を作ったり、雑草の花束を作って友達と交換したり、川原の自分達の背丈ほどの草むらの中で鬼ごっこをしたりと、今の子供達に比べれば、かなりの野生児だったかもしれません。

 

 NHKで1993年から放送された「アボンリーの道」、どのシーズンだったかは覚えていませんが、黄金色に輝く晩秋の草原をセーラヤフェリシティ達が走り抜けていくというオープニングのシーンがありました。

 「赤毛のアン」から始まって、モンゴメリーの小説は全部大好き♪♪ということを差し引いたとしても、あのオープニングには、特別な思い入れがあります。黄金色の風に髪を揺らすセーラやフェリシティと、自分自身の無邪気だった子供時代とその当時の美しい自然の風景が記憶の中で溶け合って、毎回毎回、懐かしいような切ないような不思議な想いが湧きあがってきたことを今でも鮮明に覚えています。

 

 私のガーデン物語の序章は、シロツメクサで作った白と緑の冠をかぶって、小さなピンクの雑草の花束を嬉しそうに抱えている10歳の私から始まるのかもしれません。

 

 

Part 1   緑あふれる街並みに 

Part 2   憧れの薔薇のアーチ 

Part 3   手造りの庭

Part 4   Green Pallet KARUIZAWA への道


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