光触媒アレンジメント

光触媒の劇的効果を体験

 現在、アトリエとして使用している軽井沢のリゾートマンション、購入後初めての冬は、長期間締め切ったままにしておきました。それほどの効果も期待せず、インテリアの一部として光触媒アートグリーンの大小いくつかと光触媒加工のアートフラワーアレンジを飾っておきました。

 春の気配を感じる頃、久しぶりに訪れると、長期間締め切っておいたにもかかわらず、部屋の空気はクリーンで澱みは全く感じませんでした。

 一方、叔母が同時期に購入した隣の全く同じ広さ、同じタイプの部屋は、家具も置かず購入時のまま同じ期間締め切っていました。同じ日に玄関のドアを開けると、澱んだ空気が一気に襲いかかってきました。恐る恐るリビングと和室に行くと、何と和室の畳には、青カビがびっしり・・・。雑巾の水拭きや乾拭きだけでは、カビの元を断つことができないのではと刺激臭のある「化学物質」を使っての除去となりました・・・。

 光触媒加工のアートグリーンとアートフラワーの効果を、身を持って劇的に体験したのは、まさにこの時でした。「酸化チタン光触媒」との本当の出合いはこの時が始まりと言えるかもしれません。


  グリーンと胡蝶蘭のお祝いアレンジ
  グリーンと胡蝶蘭のお祝いアレンジ

光触媒とは・・・

 

 酸化チタンによる光触媒の研究は、植物の光合成反応をヒントを得てスタートしました。

1967年、東京大学工学部助教授本多健一氏と大学院生藤嶋昭氏は、酸化チタンに光を当てることで水を酸素と水素に分解できることを発見し、その研究成果を1972年にイギリスの科学雑誌ネイチャーに発表しました。

 その後、実用化された光触媒は、防汚、抗菌、防カビ、空気清浄など様々な効果を持つことが明らかにされ、環境分野において今後されに広い応用ができると期待されています。開発者である両東大名誉教授は、ノーベル科学賞候補者に何度も挙げられています。

 

   

光触媒の働き


概要 | プライバシーポリシー | Cookie ポリシー | サイトマップ
Copyright(C)2011 Green Pallet KARUIZAWA by Kayo Hayashi.All Rigths Reserved.