2013年

12月

31日

霧の日月潭(リーユエタン)

 晴れていれば、美しいエメラルドグリーンの湖が見られるという日月潭は、霧に包まれていました。霧の中でも、深いエメラルドグリーンの湖畔は、南国の雰囲気が漂っています。クワズイモやガジュマル、ヤシの木など、日本では室内でなければ越冬することが出来ない観葉植物が、湖畔に自生していました。

 季節や天候によっていろんな表情を持つであろう日月潭、四季折々の湖畔を散策してみたいものです。一日の中でも湖畔は、その時間時間によって違う表情を見せてくれることでしょう。日の出の時、夕暮れ時、茜色に染まった空を映した日月潭は、想像するだけで胸がいっぱいになってしまいます。いつかまた訪れてみたい場所が増えました。

 

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2013年

12月

29日

カオシュンにて

 年末、寒さを避け台湾に出かけました。カオシュンは、台湾最南部の都市で亜熱帯、真冬でも平均最高気温は25度くらいとのことでしたが、年末大寒波が台湾を襲っていました。半袖はスーツケースの奥底にしまったまま、持参した衣類を着込んでも、寒い!ダウンジャケットは必需品でした。

 心地よい夜風に吹かれるはずの愛河クルーズも寒いばかり・・・。それでも、水面に映る街のネオンは美しく、家族4人揃っての久々の旅、美しい風景を共有出来ました。

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2013年

12月

25日

冬の朝に

 凍えるほどの寒い朝、葉のすっかり落ちた木の間から下弦の月が見えました。白々明けていく空と月の様をゆっくりと見ている余裕はありませんが、日常とは別世界のような朝の風景に遭遇して、かじかんだ手にほんの少しだけ温もりを感じたような気がします。

 日常の中にも非日常的な風景はたくさんあるのに、それを見つめる目を開かないと、風景は閉ざされたままになってしまうようです。忙しさに埋没して、心の目を開かない日々が続いています。少しだけ心の余裕を持って、心の目を見開かないと、美しい風景も目の前を通り過ぎて行ってしまうばかりです。

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2013年

12月

17日

月の光

  冴え冴えとした月の光が、冬の夜空を優しく包んでいます。夜空を見上げるのも本当に久し振りです。仕舞い込んでいた感性が一気に溢れ出て来ました。

 美しい月の夜を静かに過ごしていると、無性に音楽が聴きたくなりました。ドビュッシーの「月の光」。鍵盤が奏でる「月の光」が、静かにそして優しく降り注いでいます。幸せな時間です。

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2013年

12月

08日

冬晴れ

 冬晴れのぬけるような青空の日曜日になりました。葉の落ちた桜の木が、初冬の雰囲気を伝えてくれています。強い風が吹いているので、残った3枚の葉が散るのも時間の問題でしょう。少し切ない初冬の風景です。

 本格的な冬の訪れと共に、今年の終わりも近づいて来ています。後から振り返ったら2013年は、どんな年だったと思えるでしょうか。今はまだ、来年、そして再来年へ続く道のりの半ばかもしれません。

 この2年間を振り返って、その上で、来年、再来年への新たな道筋を探して行かなければ・・・。冬晴れの青空に小さな勇気を貰いました。

 

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2013年

12月

02日

ハナミズキの赤い実に

 12月、葉がすべて落ちてしまったハナミズキの枝に赤い実がちらほら残っています。緑のコニファーを背景にした赤い実、ほんの少しだけクリスマスツリーの雰囲気を漂わせているような・・・。小牧でのつかの間の週末を過ごし、また群馬に戻って来ました。

 少し疲れている私を、ハナミズキの小さな赤い実がそっと励ましてくれました。二つの生活を「両立」しようなどと思わないこと。感謝の気持ちを忘れないこと。そして、その時その時を精一杯生きて行きなさい。

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