2012年

2月

28日

Home Sweet Home

  今日は忙しくて写真を撮る暇もありませんでした。でも、カメラを見るとなぜか撮った記憶のない画像がありました。日曜日に、スイッチオンしたまま、無意識に撮ってしまったらしい小牧のリビングです。

 平日は遠い場所になってしまいましたが、休日を過ごすくつろぎの場所です。明かりも、ダブルレースのカーテンも、すべて少しずつ好みのものを揃えてきたものです。この場所で、子供達は成長し、家族四人の歳月を重ねてきました。やがて夫と二人、静かに過ごすはずの場所でした。

 その時が、思い描いていたより少し遅くなりそうです。でも、この場所は、これまでも、これからも私のHome Sweet Home です。

 

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2012年

2月

26日

桃の節句

    あと何日かで3月です。娘のいない我が家では、これまで雛人形とは縁がありませんでした。実家には私の雛人形がどこかに眠っているはずですが、大人になってからは見ていないような気がします。私のお雛様を長い眠りから目覚めさせてあげたいのですが、この時期そんな余裕はありません。

 お雛様を飾ってみたい・・・ずっと抱いてきたささやかな願いです。そんな願いを叶えるべく今年ようやく小さな陶器の雛人形を買うことが出来ました。桃の節句ですからアートフラワーの桃の花も飾って、完成です。

 でも、3月の桃の節句の頃、実際に咲いているのは梅の花です。そして4月には桜が咲き、桜が終わった頃、桃の花が咲き始めます。桃の花は、まだまだなのに、桃の節句?何だかしっくりしません。

 そう、旧暦だったのです。旧暦の3月3日は、桃の花が咲く頃です。桃の花が咲く頃に、もう一度旧暦の桃の節句の雰囲気を味わってみることにしましょう。

 

 

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2012年

2月

25日

ピンクの薔薇とハーブティー

 先週末は、叔父の49日の法要があったので、2週間ぶりの帰宅です。金曜日、午後6時まで仕事をして、車で安中榛名駅へ。長野経由での帰宅は、深夜近くになってしまいました。

 今日の午後は、久しぶりに独りの時間が出来ました。目の前の越えなければいけない山、渡らなければいけない河も、今日は忘れて、のんびりと過ごすことにしましょう。そんな時は、やはりハーブティーです。「精神安定」のブレンドティーを頂くことにしました。

 届いたばかりのアートフラワーの優しいピンクの薔薇を沢山飾って、ピンクの薔薇の器でティータイムです。ピンクに包まれたい・・・、やっぱり今一番求めているのは、優しい気持ちのようです。

 

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2012年

2月

23日

雨上がり

 久しぶりに雨が降りました。一雨ごとに暖かくなる春の雨になるでしょうか。午前中で雨も上がって、お昼には青空も見えるほどになりました。短時間にざあっと降って、あっという間に晴れ間が見えた春の雨、植物だけでなく私達人間にとっても恵みの雨となりました。

 雨上がり、道路の水たまりが、まるで鏡のように木々を映しています。見慣れた場所の見慣れた風景なのに何だか少し不思議な感じがします。この世界とは反対の世界が、この中に拡がっているような。今とは逆の世界、ちょっとだけ覗いてみたい気がします。

 

 

 

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2012年

2月

22日

春の使者に

  2月も下旬だというのに今年はまだ春の気配を感じることができないと思っていましたが、福寿草が咲き始めたと母が今朝嬉しそうに話していました。早速、庭に出てみると、あらまあ、まだ蕾!?

 母に、まだ蕾のようなので花はもうすぐ咲くかしらと言うと、昼間になって日が当たると咲くのよと言われました。昨日の昼間、咲いていたとのこと。お昼に見ると、なるほどしっかり花開いています。昨年は、福寿草5姉妹でしたが、今年はどれくらい増えているでしょうか。

 冬色の庭に、春を告げる福寿草に今年も会うことが出来ました。福寿草は昨年と変りなく春を告げてくれていますが、今年は、昨年と少し違った想い、命への想いをこの春の使者に伝えることにしましょう。

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2012年

2月

21日

一日の始まり

  晴れた日には、必ず見られるはずの日の出ですが、これまで日の出を見たことはそんなに多くないような気がします。夏は、かなり早起きをしなければ日の出には間に合いませんし、冬は起きていても寒さのため、外へ気持ちが向かいません。

 また、たとえ日の出の頃起きていたとしても、朝のルーティンワークに忙しく、朝焼けが綺麗と思うくらいで、一日の始まりを日の出と共に迎えるということはなかなか出来なかったように思います。

 今朝は、様々な条件と偶然が重なって、美しい日の出の時を迎えることが出来ました。シルエットが浮かぶ木々や山々、山の端が少しずつ茜色に染まっていき、光が差し始めるその瞬間がやってきます。自然の神々しさを感じた瞬間でした。きょうも一日が始まります。

 

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2012年

2月

19日

雨水

 昨日の雪は、朝のうちにほとんど融け、お昼からの法要も無事終わりました。法要が行われた海源寺の庫裏から見える遠くの山々には、雪が残っています。春は遠くに感じられる寒い一日でした。

 春はどこかに隠れてしまって一向に顔を見せてくれる気配はありませんが、今日2月19日は、暦を見れば二十四節気の一つ、雨水です。本来でしたら、降る雪が雨に変わって春の訪れを感じる頃のはずです。

 今日は日差したっぷりの日曜日ですが、吹く風は冷たく冬支度のままです。今冬すっかり仲良しになっているレッグウォーマーとさよならできるのは、一体いつになるのでしょうか。春が待ち遠しくてたまりません。

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2012年

2月

18日

春の雪

 昨夜から今朝にかけて、雪が降ったようです。朝起きたら、庭がほんのり白くなっていました。日の当たる場所は、あっという間に融けてしまう春の淡雪です。それでも、最高気温の予想は3度、日陰は白いままでした。

 2月も半ばを過ぎたというのに、春の気配をまったく感じることのできない冬色に包まれたままの庭。緑の葉に積もった淡雪は、まるで葉に白い模様を描いたかのように、庭の雰囲気をすっかり変えてくれました。

 2月の淡雪が、春の使者になってくれますように。そして、暖かい春を連れてきてくれますように。今日は、叔父の49日の法要です。

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2012年

2月

17日

胡蝶蘭

 無機質な事務所に小さな季節のコーナーを作りたいと思っています。光触媒のアートフラワーとアートグリーンを使った季節のディスプレイを月替わりでと考えているのですが、繁忙期の今は、そんな余裕はありません。せめて、お花のひとつでも飾ってみましょうか。

 というわけで、小さな優しい色合いの胡蝶蘭の鉢植えを置いてみました。光触媒の

アートフラワーとアートグリーンではない生のお花を購入したのは本当に久しぶりです。小さな蕾がいくつかついていますが、暖房の効いた事務所の玄関であっという間に満開になってしまうことでしょう。そして、やがて花も終わって・・・。刹那の美しさと命の儚さを教えてくれる美しき花々です。

 どうぞ、あと1か月美しく咲いて、忙しい私達を和ませてくれますように。そして、 花言葉のように幸福を運んでくれますように。

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2012年

2月

15日

優しい朝焼け

 今朝は、とっても優しいやわらかな朝焼けでした。淡いブルーグレーの空に、ほのかに優しく染まっている朝焼けです。こんな優しい色彩に包まれた朝は、一日中優しい気持ちでいることが出来そうな気がします。

 本当は、曇り空のぼんやりとした朝焼けということかもしれませんが、そう考えてしまうのは現実的過ぎて何だかとってもつまらない気がします。ぼんやりとした朝焼けに包まれた朝は、一日中ぼんやりと過ごしてしまいそうです。

 昨日の朝は下弦の月に、今朝は優しい朝焼けに出合うことが出来ました。明日はどんな朝に出合うことが出来るでしょうか。1年のうちで最も忙しい2月、3月、心を亡くしてしまわないように過ごして行きたいものです。日々の小さな発見にときめく心を大切にして。

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2012年

2月

14日

下弦の月

 今朝早くようやく夜が明け始めた頃、空を見上げると月が浮かんでいました。この月は、下弦の月だったかしら、それとも、上弦の月だったかしらと母に聞くと、月の暦というものがあるのよと教えてくれました。

 月の暦、何だかとても難しそうですが、下弦の月は、明け方にこんな風に見られるものなのですね。上弦の月は、夕方に右半分が見られるとのことです。宇宙のロマンと不思議を少し身近に感じた朝でした。

 遠い月の世界から、こちらを見たら一体どんな風に見えるのでしょうか。

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2012年

2月

12日

梅一輪

 日曜日、やらなければならないことは山積みですが、何よりも大切なことは心身のリセットと考え、朝、春日井の緑化植物園に出かけました。2月も半ば近くだというのに、春の気配をあまり感じることは出来ません。日差しは暖かいのですが、吹き抜ける風に体温を奪われてしまいそうです。というわけで、散策の前に、お気に入りのハーバルハウスへ。

 今日は、ペパーミント、スペアミント、セージ、ローズ、レモングラス、バーム、ラベンダー、カモミール、リンデンフラワーをブレンドした「精神安定」に効くハーブティーを頂きました。毎回楽しみにしている焼き立てスコーンにフルーツも頂き、心身共に温まっていくようです。

 ハーブティーとスコーンで温まったところで、もう一つの楽しみ、園内の散策です。2週間前、小さな固い蕾がようやくつき始めた極早咲きの梅「紅冬至」、ちらほら花は咲き始めているでしょうか。

 園内の梅林に、花の気配はまったく感じられません。蕾はもちろん膨らんで来てはいるのですが・・・。隅から隅まで探して、たった一輪だけ咲いている花を見つけました。「紅冬至」の最初の一輪です。今日、この梅一輪に出合うことが出来たことに感謝しながら、家路につきました。

 

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2012年

2月

11日

この日に

 昨年の今頃は、続く日々に大きな悲しみと試練が待っているとは想像だにしませんでした。懸命に生きながらも穏やかな日々が静かに続いていくものと思っていました。そして、突然あの日が・・・。11月目のこの日に、ささやかなアレンジ作ってみました。

 優しい色に包まれて穏やかに暮らしていた日々があの日を境に一転しました。私自身の運命も、大きな渦に巻き込まれ「今」という場所に辿り着きました。優しさだけでは越えられない大きな壁が目の前に立ちはだかっています。。

 この壁を越えて行く勇気と根気を持たなくてはなりません。そんな自分自身を鼓舞する色は、やはり情熱の赤以外考えられません。普段あまり見慣れない情熱の赤に囲まれていたら、困難を乗り越えて行こうという勇気が少し湧いて来たように思います。

 

 

 

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2012年

2月

08日

望月

 今夜は月がとても綺麗でした。満月かしらと母に聞くと、望月とも言うのよと教えてくれました。そう言えば、「ねがはくは花のもとにて春死なむ そのきさらぎの望月の頃」という西行の有名な短歌があったわねという話しになりました。

 如月って2月だけど・・・と私、花は桜のことで旧暦の如月は今の4月のことを言うのよと母。しばし、短歌談義となりました。桜咲く満月の美しい夜に命の終わりを迎えたい・・・切なく美しい短歌です。

 もう一つは、「この世をばわが世とぞ思ふ 望月の欠けたることもなしと思へば」という藤原道長の短歌です。こちらも別の意味で切なさ溢れる短歌かもしれません。

 2月、月は美しくも寒い夜、桜咲く季節はまだまだとても遠く思えます。謙虚さと誠実さを大切に日々を過ごし、4月の桜と望月を楽しみにして行きたいものです。

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2012年

2月

07日

車窓から

 昨年の9月以降、小牧から群馬への移動は、特急しなのと長野新幹線で、群馬から小牧への移動は、高崎からの新幹線と東海道新幹線でというパターンになっています。東京経由で東海道新幹線が、時間的には一番速いのですが、金曜日の夜ということでとても混雑しています。指定で3列シートの真ん中ということもしばしばで、なんだか疲れてしまうような。

 それに比べて、特急しなのでの移動は、時間は少し余計にかかりますが、冬場はお隣がいないことも多く、のんびりとした時間を過ごすことが出来るような気がします。車窓の移りゆく景色と移りゆく季節が重なり、平日と休日という二つの日常を繋ぐ空間をゆらゆらと漂う貴重な時間です。

 昨日の朝、姨捨駅付近から見る景色のどこにも春の気配はありませんが、どこかで静かに春は待っているはずです。今週の金曜の夜は、久しぶりに長野経由で帰宅してみましょうか。

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2012年

2月

05日

妖精になって

 金曜日の夜に会議があったので、帰宅は土曜日になりました。移動に半日かかってしまうので、今週は、日曜日1日だけの休日です。こんな時は、溜まった家事と溜まった心身の疲れを同時に解消しなくてはなりません。時間が足りないのではと少し心配でしたが、限られた時間でも、ある程度心身の疲れは解消できるようになりました。 長距離の移動にも慣れて来たということでしょうか。

 でも、時間が少ない分、濃密な心身の休息が必要です。そんな時はやはりメルヘンの世界へ。2月、節分と立春もあっという間に過ぎ、バレンタインデイももうすぐです。ささやかなバレンタインコーナーを作って、心身の休息の場としましょう。若月まり子さんの妖精に白とグリーンの濃淡の薔薇を添えて。

 私も妖精になって、世界中の人々に小さなチョコを配りたいものです。食べると「愛と英気と勇気」が湧いてくる不思議なチョコを。まず、自分が味見をしてみないといけませんね。

 

 

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2012年

2月

02日

水仙の芽

 ちょっとだけ雪かしら、それとも霜?という朝になりました。氷点下5度以下の寒い朝が続いています。ようやく花芽がつき始めた水仙も寒さに凍えています。

 毎日、この冬一番の寒さを更新していく日々・・・日本海側を中心に限界を超えて降り積もっている雪は、一体いつになったら止むのでしょうか。テレビのニュースで見るまるで壁のように積もった雪、ただ真っ白なだけの世界、雪に慣れているはずの雪国の方々も日常生活に支障をきたすほどの大雪。自然は、どれだけ試練を私達に与えるというのでしょうか。今年ほど、春が遥か遠くに感じられる年はこれまでなかったような気がします。

 でも、どんなに遠くても春は必ずやって来ます。人の背丈よりも高く降り積もった雪の下でも、水仙の芽は、じっと春を待っているはずです。水仙の花が咲く早春を想って、この厳しい寒さを乗り越えていかなければ・・・。

 

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