2011年

8月

31日

「赤毛のアン」に会いたくなると

 8月も今日で終わりですが、夏の疲れが蓄積されて、心身に重くのしかかってきているようで、気分も何だかすっきりしません。

 たっぷりの時間があれば、日常生活から脱出して、リフレッシュできるのですが、ゆっくりできる時間はほんのわずかです。限られた時間の中で、自分自身を見つめ直したい時は、いつも「赤毛のアン」に会いにいきます。

 以前は、小説のアンに会いに行っていましたが、最近は、映画のアンに会いに行くことが多いかしら。小説のヒロインが映像化されると、自分のイメージとは違い過ぎることが多いものですが、ミーガンの演じているアンは、私の中のアンそのもの♪♪

 アンの世界にたっぷり浸って、元気をもらって、またこの世界に帰ってきます。毎年、毎年、元気をありがとう、アン。

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2011年

8月

29日

ハナミズキの実に

 いつもは下から見上げているハナミズキ、葉しか見ていませんでした。2階の部屋から見ると、小さな実が沢山ついています。秋が深まると、紅葉した葉に赤い実がつくことを思い出しました。でも、夏の緑の実は、これまですっかり見逃していました。

 慌しい日々の中、ハナミズキの実だけでなく、見落としていること、見逃していることが他にも沢山あるかもしれません。大切なものを見落としたり、見逃したりしないように、ほんの少しの心のゆとりを大切にしなくてはと思った朝でした。

 

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2011年

8月

28日

緑のベランダ

 去年の今頃は、入荷待ちしていたガーデンテーブルとチェアがようやく届いて、ベランダで過ごす時間が少し出来るようになりました。でも、テーブルとチェアだけでは、ゆったりとした時を過ごすお気に入りの場所にはほど遠く、どうしたらお気入りの場所に出来るかしらとイメージを膨らませていました。

 構想すること1年、夏が近づいて来た頃、漠然とした「緑のベランダ」というイメージを具体的なものへと変えていきました。ウッドデッキ、人工芝の発注、受け取り、施工などを短い滞在の中で少しずつこなしていき、ようやく「緑のベランダ」の基礎が完成しました。

 「緑のベランダ」に、グリーンは不可欠ですが、残念ながら生のグリーンは置くことが出来ません。緑はすべてアートグリーンです。

 グリーンを引き立てるオーナメントやプランターなども時間をかけて気に入ったものを選んで、一つ一つ寄せ植えを作って行きました。時の経過とともに、裏庭のような風情が出て来るとよいのですが・・・。

 

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2011年

8月

27日

緑のハーモニー

 軽井沢のアトリエのベランダ越しにひろがる欅が心地よい緑のタペストリーとなっています。秋から冬には、落葉してしまうので、春から夏にかけての束の間の緑のタペストリーです。

 この季節、リビングのソファの横に置いた光触媒観葉植物のウンベラータの間から、ベランダを見るのが好きです。マンションの中にも、ベランダにも沢山の緑がありますが、すべて光触媒加工を施したアートグリーンです。

 アートグリーン達とベランダ越しの本物の欅が奏でる不思議なハーモニーを楽しんでいます。これから、ベランダの人工芝やウッドデッキの上に、欅の葉が沢山落ちる季節がやってきます。本物の緑は無くなってしまいますが、部屋の中で、緑のハーモニーを楽しむことにしましょう。

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2011年

8月

25日

夏の窓辺 ~ Green & White ~

   夏も終わりに近づいています。今更という感じですが、今年の夏、アトリエの出窓は、Green  & White でコーディネートしています。

 ローラアシュレイの白の陶器の時計、白のキャンドル風ライトを中心に、手作り風穴あき陶器の大小形違いを2つずつシンメトリーに置いてみました。中には備長炭を入れています。光触媒観葉植物とダブルで空気清浄の仕事をしてくれているはずです。

 出窓も壁も白なので、緑の表紙のガーデニングの洋書を2冊飾ってみました。写真は、左半分近くと右の一部が写っていませんが・・・。カーテンは、もちろんグリーンです。 

  季節ごとに、テーマを決めてこの北向きの窓辺も楽しんでいくつもりです。

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2011年

8月

22日

雨に濡れたアザミ

 昨日の夕方、雨の中ウバユリに会いに行った帰り道、咲き始めたアザミを見つけました。アザミは、葉や花に小さな棘が沢山生えていて何だか力強いイメージの花。雨に濡れたアザミは、棘に少しだけ柔らかさが加わって優しい雰囲気になっているように見えました。

 軽井沢では、夏の終わりの今頃咲くのですね。そういえば、去年の9月頃、花の終わったアザミを沢山見かけたことを思い出しました。これから、咲いているアザミを見つけるのが楽しみです。

 こんな野に咲く花の風情をアートフラワーのアレンジで表現していきたいものです。

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2011年

8月

21日

花が散って

 体調も戻ってきたので、雨の中、車で群馬へと向かいました。今夜は軽井沢に泊まり、明日の早朝群馬へと向かう予定です。土砂降りの高速道路の長距離運転は晴れの日の10倍くらい疲れるような気がします。夕方、軽井沢のアトリエに到着した頃には、すっかり疲れ果ててしまいました。

 降りしきる雨の中、辺りはすでに薄暗くなっていました。疲れ果てた体に鞭打っても、どうしても一目見たいものがありました。花が終わったウバユリに是非会いたいのです。夕暮れ前、傘をさしてウバユリの自生を目指して歩きました。

 靴も傘もびしょ濡れになりましたが、薄暗い森の中で、花の終わったウバユリの実が私を待っていてくれました。昨年までは、気がつきもせず通り過ぎていた場所が、今はとても大切な場所になりました。この場所で、花の終わったウバユリから不思議な力をもらって、帰路につきました。

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2011年

8月

20日

去りゆく夏に

 今日は雨模様、涼しい1日になりました。涼しさとともに、体調も回復してきたので、家で静養しつつ、手のひらに乗るくらいの小さなアートグリーンのブーケを2つ作りました。どこにでも咲いているような野の花をイメージした小さな小さなブーケです。

 2011年の夏、過去と現在の悲惨な出来事が重なり合った特別な夏になりました。お盆を一つの区切りとして生きいかなくてはという被災者の方々の想いを私も胸の奥にしまいました。

 本当だったら、今年の夏もいつもの年と同じように故郷に咲く野の花を見ていたはずの方々なのに・・・。故郷に咲く野の花の優しさが、遠い海辺の町まで届きますようにと「去りゆく夏に」祈りました。

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2011年

8月

14日

2011 Summer アレンジ NO.1

   今の私が私らしく精一杯出来ること、私が私であるために出来ること・・・、それは、やはりアートグリーンのアレンジです。家事をさっさと済ませ、まずベース選びです。

 夏は涼しげなガラスのベースがいいですね♪そういえば、去年、旧軽で手作り風の気泡が入っている淡いグリーンのガラスのベースを買いましたっけ。このベースを主役にしたアレンジになりました。

 ワイヤープランツをベースに巻くことからスタート。モンステラをはじめとする夏らしい雰囲気の葉っぱ類をセレクトしました。お花は、白を一本だけ・・・といっても、総状花序なので、一本でも存在感たっぷりです。

 

 誰もが持っている「楽しい夏の日」の記憶、そんな夏の日の記憶を糧に、再び歩みだせるようにと祈りながら、小さなアレンジを作りました。

 

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2011年

8月

13日

青空の下

 久しぶりに、家族4人が揃いました。まだ子供たちが小さかった頃家の周囲に植えたコニファーは、大きく成長し、家を見下ろすほどになりました。

 もちろん成長したのはコニファーだけでなく、私達家族も大きく変化しています。「時」はすべてのものに平等に移り、どんな楽しい時、どんな幸せな時も留まることはありません。だからこそ、「今」という時を大切にしなければいけないのかもしれません。

 夏の日の青空の下、家族4人がそれぞれの「今」という時を大切に生きて行きましょう。何年かしたら、そんな「今」も懐かしい思い出の一つになることでしょう。何気ない平凡な1日を大切に生きていかなければ・・・今年は、特に強くそう思う夏になりました。

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2011年

8月

11日

「鳥たちの舞うとき」

 震災から5か月目の8月11日。亡くなられた方々の月命日である毎月11日は、犠牲者の方々に祈りを捧げると共に、私自身の生き方を振り返る日にしています。広島、長崎の原爆の日と15日の終戦記念日の間の8月11日は、これまでにも増して重い11日になりました。

 おととい注文した、 脱原子力社会実現のために命を捧げた物理学者高木仁三郎さんの最後の著書「鳥たちの舞うとき」が、今日、届きました。

 癌との壮絶な戦いの中で、口述された最初で最後の小説です。奥様による「あとがき」は、「原子力時代の終焉を見とどけられなかったのは、心残りでしょうが、これからの社会をどのようにしたいかは、これから生きていく人ひとりひとりが考えて実現していくことでしょう。」とあります。2000年10月のことです。

 原子力の限界と終焉を予見していた物理学者高木仁三郎さんの遺作を震災で亡くなられた方々の魂に捧げつつ、私自身の生き方を考えていく夏にできればと思っています。

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2011年

8月

09日

風蝶花に 

 今日は、8月9日・・・6日の広島に続いて、長崎に原爆が落とされた日・・・。早朝、美しく咲く風蝶花を見ていたら、高校2年の夏休みが甦りました。大江健三郎の「ヒロシマノート」を読んで、「原爆投下」という歴史の1ページを深く心に刻んだ夏の日のことを。

 あの日、庭に風蝶花が咲いていました。優しいピンクがなんだかとても切なく風に揺れる花姿は悲しくさえ感じました。その時以来、私にとって風蝶花は、切なく悲しい花になりました。多感な少女だった私は、「広島や長崎にも、きっとこの花が咲いていたはず・・・」と悲しみを募らせたものです。

 

 それから幾歳月、平和だと思いこんでいたこの国に、3月11日大津波が襲いました。原発事故が起きた今年は、広島、長崎の原爆の日には、特別な想いが・・・。

 そんな想いを胸に、さきほど反原発の物理学者高木仁三郎の最後の著書「鳥たちの舞うとき」を注文しました。

 

 

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2011年

8月

08日

Green Pallet KARUIZAWA

  トールペイントをしている従妹が、Green Pallet KARUIZAWAの看板(!?)を作ってくれました。看板と言ってもお店の看板とは違うので、外に置いたり目立つ所に置くものではありませんが、アトリエの一室に置いてGreen Pallet KARUIZAWAのシンボルにするつもりです。

 とりあえず、1年前に買って主役を待っていたアイアンのイーゼルにおさめました。アートグリーンを引き立てる存在感のある素敵なアクセサリーになりそうです。周りにコーディネートするのはもちろんアートグリーンなので、トールペイントで描かれたお花と引き立てあうことが出来そうです。

 さて、どんなグリーンが似合うでしょうか?これから季節ごとにコーディネートしていくのが楽しみです。まずは、2011年Summerアレンジを♪♪

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2011年

8月

06日

「軽井沢の森を吹き抜ける緑の風」

 色、質感、形、本当に多彩な緑の葉っぱ達が自然界には存在しています。そんな緑だけの寄せ植えが昔から大好きでした。お花を使ったアレンジは、主役と脇役がはっきりしがちですが、グリーンだけのアレンジは、主役も脇役もありません。「全員」が主役であり、脇役にもなります。

 大好きなグリーンだけの背の高いフロアアレンジが完成しました。生の植物でしたら、生育気温などが同じものを集めて寄せ植えをしなくては夏や冬を越すことができませんが、アートフラワーなら、大丈夫!色と質感と形と大きさを考えながら感性で緑のグラデーションを創造していくことができます。

 軽井沢の森に実際に自生しているものはないかもしれませんが、イメージは「軽井沢の森を吹き抜ける緑の風」。高さ130センチほどのアイアンベースのフロアアレンジになりました。

 アートグリーンに光触媒スプレーをたっぷり吹き付けました。アートグリーンが本物の植物の「光合成」という機能を得て、ほんのちょっとだけ本物に近づいたような気がします。

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2011年

8月

03日

グリーン茄子

 父は、大の茄子好きです。特に、茄子の糠漬けと味噌汁が大好物で、毎日食べても飽きないようです。買った茄子では間に合わないということで腰痛をおして、菜園で茄子を作っています。

 家族一人につき一本苗を植えれば、一人が食べるだけ収穫できるといわれている茄子を、六本も植えました。食べきれないほど収穫できて困るのではと心配しましたが、連作を嫌うという茄子、なるほど、父の判断通り今のところ、困るほどにはなっていません。

   父に見せたら、「これは茄子ではない!」と言いそうな珍しいグリーン茄子を直売所で見かけたので、買ってみました。絵の具で、一塗したような美しいグリーン♪アートグリーンを従えた、ちょっとお澄ましのグリーン茄子です。さて、どんなお料理に変身させましょうか。

 

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2011年

8月

01日

あら、バッタが車に

 今日から8月です。ここ何日か、軽井沢の森で出合ったウバユリにすっかり心を奪われてしまっていて、心ここにあらずでしたが、気がつけば、家の周りは草だらけ・・・。あらまあ、どうしましょう!

 森や林の中の草の重なりは、自然というガーデナーの作品のように素晴らしいものですが、家の周りの雑草は、無精の証しとしか見えません。もう、草むしりは待ったなしです。

 ガレージの横の草むしりを始めたら、草むらにかなり大きなショウリョウバッタを発見。すごいジャンプ力で車のドアに飛びつきました。結構長い間、ツルツルしているドアにつかまって、また、草むらに帰って行きました。

 

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