2011年

12月

31日

2011年に

 2011年も、今日で終わりです。今年は、いつもの年とは違った大晦日となりました。2011年を送る日、薔薇の花束を作りました。沢山のアートフラワーの花材の中から選んだのは、薔薇。不可能を可能にした青い薔薇、「夢叶う」という花言葉を持つ青い薔薇です。

 「夢叶う」青い薔薇を、悲しみと困難に満ちてしまった2011年に贈りましょう。悲しみと困難の中ではありましたが、そこから立ち上がり、再び歩き始める人々から大きな勇気をいただきました。新しい年に希望の光を見つけ、そこに向かって歩くことが出来ますようにと、祈りを込めて。

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2011年

12月

30日

ポプリ

 昨日は、1日大掃除をしました。専業主婦だった時は、10月くらいから網戸洗い、カーテン洗濯、障子貼りなどから、少しずつ手をつけていましたが、今年は、昨日と今日の2日間で一気に。

 昨日は、庭の掃除も含め、朝からフル稼働、夕方にはぐったりでした。休憩のときは、もう動けないかしらと思うのですが、動き出すと動けるものです。掃除の予定があらかた終わった夕方、座らずにそのままウォーキングに出かけました。1度座ったら動けなくなりそうなので、ウォーキング後も夕食の支度まで一気に。

 ほど良い疲労感と、ポプリの香りのお陰で、朝までぐっすり眠ることが出来ました。ポプリは、お気に入りのオールドノリタケのコンポートに入れて。

 

 

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2011年

12月

29日

錦蝶の花

 昨日、伺った会社の事務所は、南向きの全面ガラス張りで、まるで温室のように冬でも暖かです。寒風吹きすさぶ外とは別世界、大きな無垢の木のテーブルでお茶を頂くと、凍えた体もあっという間に温まっていきました。

 暖かさに心までじわっと温まっていくようです。暖房でこの感じは、味わったことはないような気がします。自然の暖かさは、やはり違うことを実感しました。でも、それだけではありませんでした。

 南のガラスの前に、一面に咲く華やかなオレンジの花々、「錦蝶」という多肉植物だそうです。太陽を連想させるようなオレンジ色の明るい花に、心も温かく、華やいだ気分になっていたように思います。

 この「錦蝶」の明るさ、華やかさをお土産に、昨夜、小牧の家に帰宅しました。1週間の年末年始休暇が始まります。

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2011年

12月

27日

名残の薔薇

 23日の天皇誕生日、春日井の緑化植物園に行きました。木枯らしの季節でも、温室の中は花盛りです。外は、木枯らしが吹き荒れ、薔薇園も、すっかり初冬の趣でした。名残の薔薇が、どこかに残っていたらと辺りを見回すと、一輪だけ咲いていました。

 美しく咲き誇る季節は過ぎ、最後の一輪となってしまった「栄光」、葉は落ち、花の周りも少し枯れ始めています。でも、「栄光」という名を与えられた気高いこの薔薇、その名に相応しく最後まで毅然と咲いています。

 週末の雪で、すっかり枯れてしまったでしょうか。名残の薔薇「栄光」・・・。凍てつく冬を耐えて、また美しい花を咲かせてくれることでしょう。私も迷いながらも、自分自身に恥じることのないささやかな「栄光」を探し続けて歩いて行きたいと思っています。

 

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2011年

12月

26日

雪の朝

 東海地方は、今朝も雪でした。昨日から降っては止み、止んでは降り、まるで雪国のような朝です。そんな状態なので、いつもの月曜日より早く夜明け前に家を出ました。

 いつもは、岐阜県の多治見駅から「特急しなの」に乗るのですが、今朝は雪が積もっているので、春日井駅から中央線に乗って多治見駅まで行き「特急しなの」に乗り換えることにしました。

 春日井駅に着く頃にようやく明るくなってきました。ロータリーにも雪が積もっています。ピンクと紫のストックの寄せ植えも、雪の中で凍えているようです。真っ白な雪の中に咲くピンクと紫のストックに「行ってきます」と元気に挨拶をして、車中の人となりました。

 

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2011年

12月

25日

1日だけの・・・

 今日の愛知は、朝から雪が降ったり止んだりしています。午後になって、少し太陽が顔を出してはいますが、夜には、また雪の予報です。明日始発の「特急しなの」に無事乗れるか少し心配です。

 すっきりと晴れたら大掃除をと思っていましたが、雪なのであっさりと断念し、リビングだけの中掃除となりました。お掃除も終わり、少しすっきりしたリビング、でも何か足りない気がします・・・。そう、今日はクリスマス。なのに、クリスマスのアレンジ一つないのですから。

 今日1日だけでも、やはりクリスマスのコーディネートをすることにしました。あれこれ引っ張り出している時間はありません。テーブルサイズのツリー、クリスマス用にと用意しておいたキャンドルとリボン、そして、ロシア土産の「雪の女王」のお人形、淡水真珠のロングネックレスも使ってみましょう。

 1日だけのクリスマスコーディネート、何とか完成しました。赤いリボンは勇気を、シルバーのリボンは英気を、パステルカラーの淡水パールは愛を。すべての人々の心に「勇気と英気と愛を」と願いつつ。

 

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2011年

12月

24日

クリスマスイブに

 今日はクリスマスイブです。今年は、様々な想いが交錯し、家のクリスマスアレンジもまったく手をつけないままに今日を迎えました。何が出来るのか、何をしたらよいのか、思い迷う日々が続いています。

 そんなクリスマスイブの今日、日経新聞の夕刊、囲碁棋士の小林千寿さんのコラムに書かれている想いに私の想いが重なりました。「サンタさんのプレゼント」というコラムです。悲しくて辛い事が多かった今年、世界中の人々に「たくさんの勇気と英気と愛」が詰まった箱をプレゼントしてもらえるように、サンタさんに頼んでみようというものです。「軽そうで重いプレゼント」を私にも忘れないでください・・・と。

 私も世界中の人達と一緒に、この素敵なプレゼントを受け取りましょう。 今年の我が家には、クリスマスアレンジはありませんが、軽井沢のアトリエの真っ白なポインセチアのクリスマス。そして、春日井緑化植物園で出合った赤とピンクのポインセチアのクリスマス。「勇気と英気と愛」を。

 

 

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2011年

12月

23日

フロストグリーン

 昨夜の東海道新幹線は、3連休前夜で混雑のところに事故のためのダイヤの乱れが加わり、帰宅は深夜近くになってしまいました。長い1日でした。

 朝は、この冬一番かしらと思うほどの寒さの中、ブーツ、コート、手袋、マスクと完全装備でいつもの道を徒歩で。何も覆うもののない頭と耳は、冷たい、寒いを通り越して、痛いという感じでした。氷点下の朝です。

 それでも、寒さは素敵な贈り物を私に与えてくれました。暖かい晩秋、白い花をつけていた苺畑ですが、花はすっかり萎れ、今朝は緑や紅の葉が霜に耀いています。陽が射し、気温が上昇すれば、あっという間に溶けてしまう束の間のフロストグリーンです。この冬、どれだけこの耀くフロストグリーンを見ることが出来るでしょうか。

 

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2011年

12月

21日

再会

 昨夜、高校時代の友人に久しぶりに会いました。隠れ家風ビストロの個室で美味しいフレンチをいただきながらのおしゃべり、ここ何年かの空白の時を少しだけ埋めることが出来たような楽しい女子会となりました。

 すっかり大人になった私達ですが、いつの間にか、女子高校生だった頃に戻っていました。多感な3年間を共に過ごし、今、それぞれの道を歩んでいます。遠く離れていても、強い絆で結びついている私達です。

 空白の時を埋めながら、沢山の「元気」を貰うことが出来ました。凍てつく夜、またの再会を約束して、またそれぞれの道へと帰って行きました。

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2011年

12月

19日

雪降る駅を

   月曜日は始発特急で、群馬へ。寒い駅のプラットホームで凍えた体も、暖房の効いた車内でほんわかといい気持ちになりました。少しうとうとして、しばらくして目が覚めると、外は雪景色でした。

 うっすらと積もった雪、そこを行き来した人の足跡・・・、車窓からではありますが、今年の初雪です。休日の日常から平日の日常への小さな旅、早朝の小牧は雨、そして雲空へ。眠って目覚めたら雪景色、そして、いつの間にか青空へと、車窓の景色は目まぐるしく変わっていきます。

 長野新幹線に乗り換えると、また、みぞれ、曇り、快晴と、様々な変化がありました。群馬は、寒いけれど晴れていました。青空は、明るい気持ちをもたらしてくれます。今週も忙しくなりそうです。

 

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2011年

12月

18日

百合の木

 日曜日の夕方、早めに夕食の支度を済ませ、日没前にと急いで散歩に出ました。夕暮れ時の刻々と変わっていく景色を背にして歩くことは、週末の楽しみの一つです。

 暖かい室内にいては味わうことのできない自然の醍醐味を体中で感じ、一週間の疲れが癒されていくような、そして、また明日からの一週間を乗り切っていく力が湧いてくるような気がします。移りゆく景色の中にマイナス思考は捨て去り、移りゆく季節からプラス思考を与えてもらって。

 あっという間に暗くなってしまう初冬の夕暮れ時、公園の大きな木の下を通り過ぎました。それぞれの季節に何度も何度も通っている場所ですが、これまでこの木に気づいたことはありませんでした。少し戻って、木の名前を確認しました。「百合の木」とありました。

 冬枯れているのに、花らしきものが残っています。これからの季節、この百合の木は、どのような葉や花をつけていくのでしょうか。

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2011年

12月

15日

霜の朝に

 寒い朝になりました。短い距離なのについ車に乗って出かけることが多いのですが、こんな寒い朝こそ、なるべく徒歩か自転車で元気にと心がけています。今朝は、いつもの道を自転車で。

 昨日も、畑には霜が降りていましたが、今朝は、うっすらと雪が積もったかのように畑が白くなっています。陽が差してきたところから、あっという間に霜も融けて黒土が顔を出しています。

 そんな広々とした畑を背に漕ぐ自転車のペダル、冷たい風も体が温まってくるほどに心地よく、背筋を伸ばして颯爽と。途中まではシナリオ通りでしたが、ゆるやかな坂に差し掛かると、急にペダルが重たくなってきました。颯爽とではなく、いかにも頑張っているといった感じになってしまいました。

 それでも、目的地につく頃には、また颯爽とした気持ちが甦って、心地よい1日の始まりとなりました。

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2011年

12月

14日

姉と妹

 山茶花は終わりに近づいていますが、やがて、椿が咲き始めます。まだまだ固い小さな蕾ばかりの椿ですが、一輪だけもうすぐ開きそうな蕾を見つけました。

 山茶花と椿、まるで姉妹のように似ています。ちょっと見ただけでは見分けがつかないくらいです。でも、よく観察していくと、随分性格や雰囲気の違う姉妹であることに気づきます。

 葉も花もどちらかというと少し柔らかで優しい雰囲気の山茶花、先に咲くので、優しいお姉さんでしょうか。後から咲く椿は、溌剌とした元気な妹、つやつやとした固めの葉と同じようなしっかりした質感を持つ花を咲かせます。

 花の散り方も、まったく違います。花びら一枚一枚がひらひらと散っていく山茶花、花全体がぽとっと落ちる椿。それぞれの雰囲気に相応しい散り方が。姉の優しさにも心惹かれ、妹の溌剌さも眩しい・・・欲張りな私です。

 

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2011年

12月

13日

もう一つの非日常

 私にとってのもう一つの非日常は、花や緑と生きる時間、林佳葉として自然に向き合う至福の時です。今朝は、実家の庭で、もうほとんど咲き終わりかけている八重の山茶花の中にたった一輪美しく咲く花を見つけました。名残の一輪の美しさをしばし・・・。

 白から優しいピンクへのグラデーション、こんな美しく優しい花色を見つけた朝は、何だか一日中とっても優しい気持ちでいられそうな気がします。美しい花と共に時を漂うほんのひととき、優しい妖精が心の中に舞い降りて・・・、素敵な非日常からいつもの日常の朝が始まりました。

 

 

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2011年

12月

12日

日常と非日常の間

 週末は愛知の自宅で過ごし、月曜日の始発列車で群馬へ。愛知と群馬という二つの日常を行き来する日々です。二つの日常を繋ぐ列車の旅は、非日常というよりも、私にとって日常と非日常の間の「不思議」な空間といえるかもしれません。

 とはいえ、日常と非日常の間の「不思議」空間から眺める景色は、やはり非日常です。長野新幹線の車窓からの景色、山の上の雲はよく見ますが、今朝は、山よりも下の平地に雲がかかっていました。こんな雲もあるのですね。雲が低く垂れこめたその下は、どのような状態になっているのかしら・・・。

 日常と非日常の間を心地よく漂っているうちに、もう一つの日常が近づいて来ました。二つの日常を持つ・・・時には、心身ともに限界を感じてしまうこともありますが、この「不思議」空間で癒され、それぞれの日常に帰って行こうと思っています。

 

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2011年

12月

11日

祈りのクリスマス

  今日は11日、あの震災から9が月が経ちました。自分自身の何が変わり、何が変わらないままなのか・・・問いかけることを忘れてはならないと思っています。そして、私が出来ることを少しずつして行くという想いを自分自身に中で確かめる日でもあります。

 悲観的に考えれば、自分自身の生活は出口の見えない迷路の中に入ってしまったと言えるかもしれません。覚悟もないまま、重い役目を背負って歩くことになってしまっています・・・。でも、簡単ではないとある意味開き直って、光の射す出口を見つけなければなりません。

 自宅での束の間の休日は、迷路から心を解放して。軽井沢のアトリエの白いポインセチアだけのクリスマスアレンジ「祈り」を、光を求めるすべての人々に捧げましょう。そして、何より光を求めている自分自身にも。

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2011年

12月

10日

ウッディなクリスマス

 昨日、トールペイントをしている従妹の家に立ち寄りました。家のあちらこちらにトールペイントの作品が飾られていますが、12月ということでクリスマス一色です。木の香りがしてくるようなウッディな雰囲気のクリスマスアレンジです。

 サンタクロースもクリスマスツリーもすべて木製で、トールペイントの作品と見事に調和しています。ロシアのお土産のマトリョーシカも、クリスマスカラーの木製品だからでしょうか、仲間に入れてもらっていました。

 昨夜、愛知に帰ってきましたが、我が家のクリスマスディスプレイはまだ準備中です。冬場は閉鎖している軽井沢のアトリエですが、今年は特別な想いを込めたクリスマスディスプレイを・・・。

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2011年

12月

09日

落ち葉

 昨夜から今朝にかけての冷たい雨、周囲の妙義山や稲含山などでは雪になったようです。寒い朝になりました。コートに手袋、マフラーなどで完全装備をして、いつもは車で行くところを今朝は、少し気合いを入れて歩いてみました。

 寒い朝なのに、歩こうと思ったご褒美でしょうか。きれいなもみじの落ち葉に出合うことが出来ました。アスファルトの上にまるで並べたかのように落ちているもみじの葉、黄色から赤のグラデーションも美しく、しばし立ち止まって眺めてしまいました。そして、また歩いて・・・。

 それほど長い時間歩いたわけではありませんが、体はすっかり温まりました。その上、美しいもみじの落ち葉というご褒美に、心もほんわかと温まったような気がする朝となりました。

 

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2011年

12月

08日

ウバユリの種は・・・

 今春、軽井沢の森で初めて出合ったウバ百合、その命をそっと見守って来ました。芽吹きの時、葉が輝く時、小さく固い蕾の時、開花前の蕾の時、清楚な花の時、花の終わりの時、そして、秋の終わりから冬、種のはじける時へ。

 この種達が枯葉の森に落ち、新たな命を育んで行きます。でも、今年枯葉の中に落ちた種が、来年芽吹くわけではありません。これから6~8年もの長い間地中で眠り続けます。そして、地上で最初で最後の春夏秋冬を迎えることが出来るのです。

 「明日がある」、「来年がある」、「次がある」とついつい「今」という時を疎かにしてしまいがちですが、一度限りの命を精一杯輝かせているウバ百合のように、「今」を大切にしたいと思っています。

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2011年

12月

06日

故郷の山々に

 今日は、最高気温も10度以下で、太陽も雲に隠れがちの一日でした。お昼過ぎ、用事を済ませ「あ~寒~い!」と車に乗ろうとした時、曇り空の向こうの山々が突然目に入ってきました。稲含山です。

 妙義山や荒船山のように特別な存在ではありませんが、子供の頃からずっと見守り続けてくれた稲含山とそれに連なる山々です。長い間、記憶の片隅に置き去りにしていましたが、今日、一幅の墨絵のような山々を目にし、様々な記憶が甦りました。

 故郷の山々に、再び見守られて生きていくことが出来る幸せを静かに噛みしめています。周囲の人達だけでなく、故郷の自然にも大きな力を貰うことが出来、この道を歩いていく勇気が少しずつ湧いて来ました。

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2011年

12月

05日

夜明け前 ~東雲~

 月曜の朝、夜明け前の美しい光景に出合うことが出来るのは、早起きのご褒美でしょうか。朝へのプレリュードが奏でられる夜明け前のひとときです。夫が、東雲~しののめ~という古語は、このような光景をあらわしているのかなと言いました。

 東雲と夫に見送られて、今週も朝一番に群馬へ。この生活を続けていくのは、並大抵のことではありませんが、夫や両親だけでなく周囲のすべての人達の理解と支えのお蔭で何とか成り立っています。感謝の気持ちを持ち続けていかなければと思っています。

 

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2011年

12月

04日

冬の青空

 昨日までの雨がまるで幻だったかしらと思うほど、澄み切った青空の朝となりました。冬の訪れは、鉛色の空から始まりましたが、太平洋側の冬は、冷たく乾いた青空の日々であることを思い出しました。

 庭のハナミズキも、昨日までの風雨ですっかり葉を落とし、今朝は最後の一葉を残すだけになりました。透き通るような青空にうかぶ最後の一葉を眺めていたら、オー・ヘンリーの短編小説『最後の一葉』の少女と老画家の「命」の物語を思い出しました。

 最後のこの葉が落ちても、ハナミズキの命がなくなるわけでもありません。むしろ、春の芽吹きへとその命をつなごうとしているのですが、何だか少し切ない気分です。一つの終わりは、次への始まりとはわかっていても、命の儚さをあらためて思い知らされているようで・・・。

 だからこそ、今日を大切にと冬の青空にそっと約束をしました。

 

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2011年

12月

03日

雨の日は

 昨夜、東京経由で帰宅しました。我が家で過ごす貴重な週末だというのに、雨の1日になってしまいました。こんな日は、溜まった家事はさっさと片づけて、雨の日の憂鬱とウィークデイの疲れを吹き飛ばしてしまわないと。

 『サウンド・オブ・ミュージック』の中の「私のお気に入り」のように、心ときめく大好きなものを想い描いてみましょう。私のお気に入り・・・、目の前の飾り棚の中には、時間をかけて集めたお気に入りが沢山並んでいます。その中で今日は、このトリオに目が留まりました。

 歳月を重ねたイギリスのパラゴンの世界6大薔薇シリーズの中の「Peace」です。優しく柔らかなクリーム色に重なる淡いピンクの美しい薔薇。でも美しいばかりではなく、平和への想いが込められたエピソードを持つ伝説の薔薇。

 いつか、ゆったりとした時間を持つことができるようになった時、この薔薇を庭に植えてみたいものです。そして、美しく咲いたピースを眺めながら、忙しく飛び回っていた頃を懐かしく思い出すことが出来たら・・・とそっと祈りました。

 雨音もいつもより優しく心に響き、暗い空の向こうに微かな光を感じた土曜日の午後です。

 

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2011年

12月

01日

12月1日

 今日から12月、一気に冬らしい寒さになりました。お昼過ぎから冷たい雨も降り始めました。先週末の高速道路のパーキングエリアから望む南アルプスの山々は雪を冠ってはいるものの、枯れすすきが風に揺れ、秋と冬が微妙に交錯する風情でした。でも、今日はすっかり冬一色のことでしょう。

 今日は夫の誕生日です。もう、どれだけ誕生日を共に祝ってきたことでしょうか。大雪が降った年もありましたっけ・・・。今日は、少し離れたおめでとうですが、土曜日にはささやかなお祝いをしようと思っています。

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