15年くらい前、フランスでは5月1日にスズランを贈ると幸福が訪れると言われていると雑誌か何かで読んで、小さな鉢植えのスズランを買ったことがありました。
小牧の庭に、そのスズランの鉢植えを植えましたが、土壌や環境が合わなかったのでしょうか、いつの間にか消えてしまいました。
富岡の実家のスズランは、祖父が植えたのでしょうか、毎年少しずつ増えて、今年も可憐な姿を見せてくれています。
「幸福」というのは、目に見えるものではなく、また、そこにあっても気づかないものですが、きっと、形にしたとしたら、このスズランのように美しくも儚いものなのかもしれません。スズランの花を見つめていたら、幸せな気持ちがそっと湧き上がって来た朝です。
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