まっすぐに続く軽井沢の森の道、針葉樹の落ち葉に覆われた道は、冬へと。この道の果ては一体どこに続いているのでしょうか。
道の果てには無限の可能性があると信じていた若き日。そして、年齢を重ねた今、道の果てにあると信じているものは何でしょうか。
穏やかな心優しい日々が待っていると信じて、道の果てに向かって歩んでいきましょう。枯葉色の道は、やがて白い雪で覆われるけれども、草萌える季節が再びやって来ます。
森の道の果てを目指して歩き始めた私の前に、実を結んだウバユリの姿が目に入りました。このウバユリの実が、花を咲かせるには長い歳月が必要です。この実が花咲く頃、私はどこで何をしていることでしょうか。穏やかで優しい日々を生きていたいものです。
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