10月になって実家の庭も少しずつ秋めいてきているはずと思いつつも、植物達に向き合う時間はなかなかありません。夕方帰宅する頃は、もう日も暮れてしまうようになりました。朝の僅かな時間が、日常の中に秋の気配を感じる貴重なひと時です。今朝は、小さな実がなっていることに気づきました。
母に聞くとなつめの実とのこと。夏に芽が出ることから「なつめ」と名づけられたようです。なつめは、中国では桃や李(すもも)、杏、栗と共に「五果」として数えられ、珍重されてきたそうです。「1日3個食べれば歳を取らない」と言われてきた「なつめ」がこんな身近にあったとは。是非味わってみたいものです。
今年は、「かりん」や「あけび」は花の時から見守ることが出来ましたが、来年は「なつめ」がどんな花をつけるのか楽しみです。
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