カトリック教会の国イタリア、どんな街にもドゥオーモと呼ばれている大聖堂が聳え立っています。人々の信仰心が街々に荘厳にして壮大な建物を残していることに衝撃を覚えました。大聖堂は信仰心の具現化なのでしょうが、富と権力の象徴のようにも見えたりと異教徒としては戸惑いを隠せません。
でも、この黄金に輝くアマルフィのドゥオーモを目の前にしたら、何だかそんな戸惑いもどこかへ飛んで行ってしまいました。篤い信仰心こそがこの大聖堂を築かせたという確信のような思いが押し寄せて来たのです。
海洋国として交流のあったビザンチンやイスラムの影響を受けているというこの大聖堂。まるで、日本の寺社仏閣を訪れた時のような懐かしさに包まれた不思議な時を過ごしました。
コメントをお書きください