「置かれた場所で咲きなさい」という本の著者、渡辺和子さんのインタビューが昨日の日経新聞の夕刊に載っていました。修道服姿の渡辺さんの柔和な笑顔に惹きつけられ、インタビューを一気に読みました。86歳の今もノートルダム清心学園の理事長をしていらしゃる渡辺さんの珠玉の言葉です。
「どんな場所に置かれようとも、仕方がないと諦めるのでなくて、自分なりに花を咲かせようと努力すれば自分が幸せになり、周囲も幸せにできる。人間は一人格として自分で幸せを生み出す力があるのです。もちろん、どうしても咲けない日もある。そんな時は下に下に根を張っていけばいい。そうすれば次に咲く花は以前と違う美しい花になります。」
自分の幸せは、周囲の人が幸せになることと、最近やや自己犠牲的に考えるようになってきた私は、本当は疲れ果てていたのかもしれません。自分がまず幸せにならなくては、周囲を幸せにすることなど出来るはずもないことに気づかされました。
そんな素敵な言葉を頂いた次の朝、小牧の庭の大きく育ったエリカに今年もまた無数の蕾や花が付いていることに気づきました。植物も置かれた場所で懸命に咲いています。『Bloom where God has planted you』
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