6月末に青々としていたあけびの実も、秋の深まりと共に熟し紫色になりました。実家の杏の木に巻きついているあけび、どんな花を咲かせていたのでしょうか。まったく記憶にありません。
杏の花と同じ頃に咲いているのなら、一面薄紅色に染まる杏の花の中に埋もれてしまったのかもしれません。雌雄異花で淡紫色の花が雌花、小さめの白花が雄花とのことです。来春は、杏の花だけでなく、あけびの花も楽しみたいものです。
父が子供の頃、あけびの実をよく食べていたこと、そして、とっても美味しかったことなどを懐かしそうに話してくれました。久しぶりに食べてみようかなと嬉しそうな父の横顔は、まるで少年のように無邪気です。
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