道祖神に

 安曇野では沢山の道祖神を見かけました。道祖神が安曇野の美しい自然と調和しているというよりも、道祖神も安曇野の美しい自然の一部という感じでしょうか。「あずみの」という美しい響きと「安曇野」という漢字の組み合わせにもイマジネーションを駆り立てる何かがあるような気がします。

 無機質な石に魂が込められた道祖神は、安曇野の四季の中で、どのような表情を見せてくれるのでしょうか。紅葉が落ち葉となり舞っていく晩秋の道祖神。どこまでも続く銀世界の中にひっそりと佇む冬の道祖神。枯葉色の世界が少しずつ彩色されていく早春の道祖神。辺り一面が桜色に染まる春爛漫の道祖神。新緑が眩しく輝く初夏の道祖神。

 「特急しなの」の車窓から、遥か遠くに望む安曇野の四季と道祖神を想うことにしましょう。

 


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