この旅で是非買いたかったものが、台湾茶器です。故宮博物館のショップやお土産物屋さんにも茶器は色々ありましたが、これぞという心ときめくものに巡り合えないままに旅も後半へと。
ツアーで行動範囲が限られている以上に、何の下調べもしなかったので当たり前と言えば当たり前なのですが。山積みされた商品が溢れる雑然としたお土産屋さんが所狭しと立ち並ぶ九份、この街にも、私の探している茶器はありそうもありません・・・。
そんな時、レトロな落ち着いた雰囲気のお店が目の前に現れました。このお店の周辺だけが違った空気に包まれ、ゆったりとした特別な時間が流れているようでした。吸い込まれるように店内に。そして、ボーンチャイナのような光沢をした白の茶器セットが私を待っていてくれました。
大事に手持ちで持ち帰った茶器。そして、初めて、九份茶坊について知ることが出来ました。由緒ある空間でゆったりとした時間を過ごすことが出来なかったのは心残りでしたが、いつか違う季節にまた訪れてみたいものです。
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