薄紅の花

 夕方、両親と出かけた場所で見つけた1本の木、母が「これがねむの木よ」と教えてくれました。ねむの木と聞いて真っ先に思い出したのが、美智子皇后陛下作詞の「ねむの木の子守歌」です。

 「薄紅の花の咲く ねむの木陰でふと聞いた 小さなささやき ねむの声」 夜になると閉じるという特徴ある葉は、何となく知っていましたが、花を見たのは初めてです。

 夏の夕暮れ時に咲くという薄紅の花、ねむの木の花に出合うことが出来ました。「ねむの木の子守歌」のシンプルな旋律と美しい歌詞が溶け合って心の中で響きあっています。ほんの少しだけ時間が止まった夕暮れ時でした。


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