昨日、軽井沢大賀ホールで金聖響指揮、シュナイト・バッハ合唱団/東京フィルハーモニー交響楽団によるモーツァルト「レクイエム」を聴いて来ました。中軽井沢駅からしなの鉄道で一駅、軽井沢駅から歩いて5分ほどの所にあります。
サントリーホールと同じように客席が舞台を囲む形になっていて、その上こじんまりとしているので、客席と舞台が非常に近く感じられました。演奏者と聴衆が一体となって「レクイエム」を共有したという想いと、あの場に集ったすべての人が唯一無二の「レクイエム」を創りあげたのではという想いが交錯しています。
対訳の歌詞もありましたが、言葉を越え、宗教を越えた荘厳な調べが、今も全身に残照となって鳴り響いています。荘厳な鎮魂の調べを、生けるものの一人として魂に刻みこみました。
「慈しみ深き主よ、あなたの聖徒と共に永遠の光を彼らの上に耀かせてください。主よ、永遠の平安を彼らにお与えください。」クリスチャンではありませんが、そっと祈りを捧げました。
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