乙女の祈り

 昨夜、本当に久しぶりに実家のピアノを弾きました。随分長い間、鍵盤にも触れていませんでしたが、古い記憶をたよりに「乙女の祈り」を弾いてみました。頭の中の記憶というよりも、手の記憶なのでしょうか、自然と指が動いたのには驚きました。

 自分自身が奏でている「乙女の祈り」が、少し遠くに響いているように感じました。日常の様々な事から解き放たれ、無心というか、無我というか、忘れていた懐かしい感覚を味わうことが出来ました。

 また、これから時々ピアノを弾く時間を持とうと思います。再びのピアノデビューを、小さな妖精とアマリリスが見守っていてくれました。妖精の存在を信じ続ける乙女の心をいつまでも忘れずに。すっかり大人になった私の「乙女の祈り」を、昔とは違った音色で奏でたいものです。


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