永遠の別れ

 新幹線ホームで様々な別れのシーンを見た翌朝、突然の永遠の別れがやって来ました。生きてさえいれば、いつか必ず会える日が来ますが、必ず訪れる永遠の別れの日、その日が来てしまいました。

 妙義山の麓で生まれ育った叔父が、82歳の生涯を閉じました。叔父の旅立ちを送る日、朝は快晴でしたが、午後からどんよりと曇ってきました。叔父が帰っていく故郷の空です。

 どんな人生を歩もうと、すべての人が皆等しく土に返っていくという現実を実感しました。だからこそ、今を大切に。そして、お互いを認め合って生きていこうと、叔父の魂が帰っていく妙義山の麓の空に誓いました。

 いつまでも、私達を見守っていてください。そして、どこでどうなってしまったのでしょうか。叔父の近くに二つ咲くはずなのに、遠く離れてしまった二つの花、その二つの花が少しでも近づくことが出来るよう力をお貸しください。


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