亡き義母と

   玄関も、いつもの薔薇から新しい年を迎えるコーディネートへと。義母が元気だった頃は、その年の干支の色紙を趣味の押し絵で作ってくれていました。義父も健在だった頃は、夫の実家の金沢へ帰省し、義母が一人になってからは、小牧に来てもらってお正月を過ごしていました。それも遠い日の記憶になりつつあります。

 義母が毎年贈ってくれていた押し絵の色紙から、お正月らしい金箔の色紙に描かれた花を選びました。胡蝶蘭の迎春アレンジと、羽子板と共に。新年の玄関は、亡き義母とのコラボになりました。

 亡くなっても、その人のことを思い出したり、その人のことを話したりする限りその人は生きている・・・。私達家族の心の中に生きている夫の両親と共に、新しい年を迎えました。

 


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