もう一つの山茶花は、セピア色の記憶の中に咲く一重の山茶花。セピア色の記憶なのに、山茶花の花だけは優しい優しいピンクです。今日は、そんな記憶の中の山茶花に似た花の咲く道を歩きました。
華やかな八重咲きとは趣がまったく異なる清楚な山茶花が沢山咲いています。今日は11月らしい寒い朝になりました。山茶花の咲く道を歩いていたら、寒くても、あまり寒さを感じることのなかった子供時代が甦りました。
寒さはあまり感じなかったけれど、手や足にはしもやけが出来てましたっけ。大人になってからは、縁がなくなってしまいましたが、暖まると痒くなるしもやけと春になるまで付き合っていたような記憶があります。
山茶花の咲く道、しもやけの手も遠い思い出となり、十分すぎる程の大人になった私はどのように歩いていきましょうか。
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