ウラジミールさんのお庭に咲く花々の中で、特に印象的だったのがこの白い薔薇。オールドローズでしょうか、ロシアの短い夏の陽ざしを浴びて美しく輝いていました。
長く厳しい冬を耐えて、束の間の夏に精一杯の命を輝かせているこの薔薇と、ベット・ミドラーのThe Rose の最後の歌詞が重なりました。
「どうか、覚えておいて 冬の厳しい寒さを 雪の下で耐えている種が 太陽の愛をうけて 春には薔薇を咲かせることを」
春の優しい陽ざしの中で、これからの人生を穏やかにのんびりと過ごして行けたら・・・などと甘い考えで、まだまだ本当に厳しい冬を体験したことがなかった私です。厳しい冬を耐えて咲く薔薇を心の糧としてこの道を歩いて行こうと思っています。
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