ロシアの雑貨の中で一番有名なのは、やはりマトリョーシカでしょうか。まだソ連だった頃に買ったマトリョーシカを持っているので、お土産に買ってきてと頼まれた従妹と叔母にだけ買うつもりでした。
自分用のマトリョーシカは当初の予定通り買わないまま、ハバロフスク空港まで来てしまいました。でも、25年くらい前に買った家にあるマトリョーシカと現在のものは、随分違った感じがして、何だかこのまま帰ってしまうのは心残りのような気もして・・・。
どうしようかしらと思っていると、最後にマトリョーシカを売っている空港の小さな売店でこの子達と目が合ってしまいました。2011年の私達を一緒に連れて行ってと言っているようでした。
明るい表情のこの子達と、ハバロフスクで見かけたソ連時代を知らずに育った若者たちの屈託のない笑顔が重なります。
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