水仙

黄水仙ではないけれど・・・
黄水仙ではないけれど・・・

 昨日訪れた植物園は、壁泉・カナール、バラ園のあるプロムナードなどのフランス風な整形庭園をメインに、温室内の季節を先取りした花々が植えられた花壇や和の趣の椿園、梅園、ギボウシ園、自然の里山など、様々な雰囲気の中で植物を楽しむことが出来ます。

 左右対称の幾何学的植栽の整形庭園も美しいけれど、フォーマル過ぎて何だか少し落ち着かない気分に・・・。自然のままの草花が生い茂っているような風情のイングリッシュガーデン、本当は緻密に計算された上で植栽されているとわかっていても、自然な風情により心身が癒されていくような気がします。

 

 大きな木の陰のあまり目立たない場所にひっそりと、水仙がまるで自生しているかのように群生していました。イギリスの湖水地方で、ワーズワースが黄水仙の群れを見つけた歓びを謳った詩をふと思い出しました。

 そういえば、何年か前に、ワーズワースの住んでいたダヴコテージを訪れた際、「水仙」の詩と絵がプリントされたものを買ってきていました。 この季節に仕舞い込んでおいたなんて・・・! 昨夜、早速ワーズワースの「水仙」の小さなコーナーを作りました。

  
  

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