2015年

6月

30日

薔薇と噴水

 ローズシーズンは、薔薇の浮かぶ噴水が迎えてくれる軽井沢レイクガーデン。心ときめくお出迎えのシーンです。

  つい何日か前に、特別な非日常ではなく、小さな日常の喜びこそ・・・という感慨に浸ったばかりなのに、非日常の特別な風景を思い出してしまう今日この頃。小さな喜びを積み重ねていく日常があってこそ、輝く特別な非日常でしょうか。それとも、特別な非日常があってこそ、輝く非日常の小さな喜びなのでしょうか。

 日常と非日常、私にとってどちらも無くてはならない大切なものです。 

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2015年

6月

29日

水辺のプロムナード

 緑豊かな宿根草が生い茂る水辺の散歩道を歩けば、吹く風は頬に優しく、耳には小鳥のさえずりが・・・。水辺を臨むように置かれたベンチに座れば、日曜日の朝が静かに過ぎていきます。華やいだ薔薇の時は、対岸に置いて、宿根草が織りなす緑を吹き抜けていく静かで穏やかな風を胸いっぱいに吸い込みました。

 日曜日の水辺のプロムナードの記憶を、いつまでも・・・。

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2015年

6月

28日

薔薇薫る時

 軽井沢といえばゴルフという夫を、ゴルフはいつでも出来るけど、薔薇の時は今だけと説き伏せて、薔薇の季節は早朝6時から開園している軽井沢レイクガーデンに出かけました。

 人影もまばらな早朝、花開いたばかりのオールドローズやイングリッシュローズの薫りは匂い立つばかりです。

 梅雨の晴れ間の青空から差し込む朝陽を浴びて、花色も鮮やかに、そして、艶やかに光り輝いています。水辺を渡る風はさわやかで、日曜日の朝が静かに過ぎていきます。

 夫と日曜日を過ごすというささやかな日常と、馨しい薔薇に包まれた時を過ごすという、すばらしい胸の湧き立つような非日常が交錯した朝でした。

 こうして、これまでどれだけの日々を夫と共に積み上げて来たのでしょうか。

午後には、夫は小牧へと帰っていきます。日常と非日常の狭間を薔薇の残り香が静かに漂っています。

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2015年

6月

26日

ガクアジサイの花に

 ここ何日か車の窓越しに見かけていたガクアジサイの花に、今日の早朝の散歩で、ようやく対面することが出来ました。

 外側の白い4枚の花弁はガクが変化した装飾花で、本当の花は小さな蕾の集まりの部分のようです。

 よく見るとたった一つだけ花が咲いています。薄緑色の蕾が、少しずつ色づいていって小さな花を次々に咲かせる・・・日々の小さな喜びがここにあります。

 「一番、幸福な日というのは、すばらしいことや、驚くようなこと、胸の湧きたつようなできごとがおこる日ではなくて、真珠が一つずつ、そっと糸からすべりおちるように、単純な、小さな喜びを次々にもってくる一日一日のこと」というアンの言葉を静かにかみしめた朝でした。

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2015年

6月

25日

ズッキーニの花

 1か月ほど前に、父の菜園にズッキーニの苗を植えてもらいました。よく見かける緑のズッキーニの苗は入手することができず、黄色の実がなるズッキーニを2株ほど。

 小さなポット苗は、1か月で驚くほど大きく成長しました。1株栽培するのにとても広い面積が必要と言われたことをなるほどと思い出しました。

 葉はとてつもなく大きく、花は、同じような大きさの実のなるきゅうりの何倍もの大きさです。実が土につかないようにと頂いた藁を土の上に敷き詰めました。

 父の作っている茄子、トマト、ピーマンなどのオール自家製夏野菜とともにラタトゥイユを作ってみたいものです。

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2015年

6月

21日

暮れなずむ木曽川

  6月15日生まれの長男の誕生日のお祝いということで、週末、久しぶりに揃った家族4人で食事に出かけました。

 木曽川を望む名鉄犬山ホテルで飛騨牛のグリルがメインのコースを頂きました。対岸は、岐阜県各務原市。木曽川を行き交う鵜飼舟を眼下に束の間の家族の時間です。

 暮れなずむ木曽川をゆっくり眺めながら、これまでの家族の日々とこれからの家族の日々に想いを馳せました。

 

 予約時刻ぎりぎりに着くことになってしまい、犬山城を撮る時間がなく、名鉄犬山ホテルのHPにある犬山城の画像をお借りしました。

 「ピニャコラーダ デセール風」というデザート、写真を撮るのを忘れてしまい、食べ終わったあとのグラスです・・・。

 

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2015年

6月

19日

ウィスラーで朝食を

  カナディアンロッキーの旅の最後の朝食はウィスラーで。朝食後は、一路バンクーバーから帰国の途に。

 帰国前日は、ホテル、レストラン、ショップが軒を並べているウィスラー・ビレッジからゴンドラでウィスラー山頂へ。そして、さらにPEAK 2 PEAKゴンドラでブラッコム山頂へと。眼下に拡がる雄大な景色は旅のクライマックスに相応しいものでした。

 少々飽きてきたカナディアン・ブレックファストもこれが最後ねと窓の外を見ると、リスがこちらを覗いているではありませんか。リスに覗かれたウィスラーでの朝食も、ありきたりの日常があってこそ、記憶の中で輝くもの。激流の非日常から再び静かに流れる日常へと帰っていくことにしましょう。

 そして、いつか駆け足の旅ではなく、ゆったりのんびりとウィスラーで朝食を。

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2015年

6月

13日

コロンビア大氷原に立つ

 一面真っ白な氷の世界。この日、この場所だけのために、前日に購入したトナカイの被り物を被ってコロンビア大氷原に立ちました!

 降水確率60%を跳ね飛ばし、青空も見えたコロンビア大氷原に立った日から10日が過ぎようとしています。

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2015年

6月

11日

ジャスパー駅

 4泊目は、カナダ大陸横断鉄道の駅のある町ジャスパーに宿泊しました。

 朝、ジャスパー駅まで散策に出ると、駅の構内には、ロッキーマウンテナー号が停車していました。数えるのが嫌になるほど何十両も連なった長い貨物列車は、何度か見かけましたが、旅客列車に遭遇するのは初めてです。

 早朝のジャスパー駅に結構長い時間停まっている様子です。

バンクーバーからトロントまで4464キロを走破するカナディアン号とは違って、ロッキーマウンテナー号は、速く走ることが目的ではなく、風光明媚な山岳地帯を車窓から楽しむことを目的とした観光に特化した豪華「クルージングトレイン」とのことです。車窓の景色を楽しむことが目的なので、夜は停車駅に下車してホテルに宿泊するようです。

 ジャスパー駅の小さくて可愛らしい駅舎に佇んでいると、このロッキーマウンテナー号に乗って旅をしているような気分になってきました。いつかのんびり列車の旅が出来るとよいのですが。

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2015年

6月

10日

オカナガン地方

 慌ただしい日常に戻った今、旅のプレイバックでしばし非日常の記憶を。

 旅の始まりは、バンクーバーからでしたが、バンクーバー市内はあっという間に通り過ぎて一路カナダのプロヴァンスと呼ばれるというオカナガン地方へと。

 オカナガン湖は南北135㎞、東西は5㎞というとても細長い湖です。オゴポゴという龍のような生物が棲むという伝説もあるとか。

 1泊目は、オカナガン地方の中心地ケローナで。乾燥した気候を生かして、ブドウや果樹の栽培が盛んで、ワイナリーもたくさんあり、カナダ有数のワインの産地とのことです。

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2015年

6月

08日

日常と非日常の間

 今年の旅は、軽井沢から成田へと向かい、旅も終わり再び軽井沢へと戻ってきました。カナディアンロッキーの大自然の懐に包まれた非日常から再び日常へと。

 旅先で購入した雑貨をキッチンやリビングにディスプレイして、この旅の思い出をそこここに。緑に包まれた非日常と日常の間にある軽井沢から、再び日常へと帰っていきましょう。旅の思い出を胸に、夫は小牧へ、私は群馬へと。

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2015年

6月

06日

街で出合った花達

 街で出合った花達は、可憐というよりも艶やかな雰囲気に包まれています。それでもここに植えましたという感じは全くなく、まるで自生しているかのようにその場所場所を彩っています。そんなセンスを見習いたいものです。

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2015年

6月

05日

山で出合った花達

 カナディアンロッキーの山中で出合った花達。どれも可憐な花達ですが、厳しく長い冬を耐え抜いてきた生命力を感じます。ワイルドローズやブリーディングハートなど、何だかとても懐かしいような・・・。そう、『赤毛のアン』に登場する花達でした。

 ここからは遥か東ですが、プリンスエドワード島は同じカナダ。いつかきっと訪れてみたいと思う反面、想像の世界のまま胸の奥にしまっておきたいと思ってみたりと心は揺れるばかりです。

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2015年

6月

02日

森に佇む湖

 いよいよカナディアンロッキーの旅も中盤へと。車窓から望む雪や氷河のある雄大な山々も印象的でしたが、山々を写し森の中に佇む数々の湖に魅了されました。

 その中でも一番心に響いたのが、モレーン湖です。少し険しい岩肌のような道を終着点にどんな景色が待っているのかわからないままに登って行きました。

 終着点には青空と雪山を映したターコイズブルーの湖が拡がっていました。ミステリアスなまでに美しいこのブルーは、氷河によって削り取られた粒子のような岩石が、氷河の雪解け水とともに流入し、光の屈折によって造り出されているとのことです。

 この旅では、いくつもの美しい湖に出会いましたが、この最初に出会ったモレーン湖ほど心ときめく湖はありませんでした。

 レイクルイーズ、バーミリオンレイク、エメラルドレイク、ペイトーレイク、冬は水の無くなる翡翠色のメディスンレイク、マリーンレイクなどなど。

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2015年

6月

01日

まるで古城

 2日目3日目は、バンフ スプリングス ホテルに宿泊しました。森の中に佇む古城のようなホテルは、絵葉書で見たドイツのノイシュバンシュタイン城のような趣に包まれていました。

 外観やロビーの調度などはクラシックで古城のような趣に包まれていますが、部屋の設備や内装は古めかしさはなく快適そのものでした。

 そして、何よりも素晴らしかったのが、部屋の窓から望む景色です。青空に薄っすらと浮かぶ白い雲、針葉樹森の間を滔々と流れる川は、正面の雪山の雪解け水を湛えています。

 これぞ、非日常という風景が眼下に拡がっています。夜の8時になっても9時になっても夕闇は訪れず、いつまでも窓の外を眺めていました。

 朝は、早起きをして、ホテルの周りの散策へ。27ホールのバンフスプリングスゴルフコースもあり、1ホールだけ歩いてみました。マリリン・モンロー主演の映画「帰ざらる河」のロケ地だというボウ滝もホテルの近くにありました。

 日々の喧噪から解放され、大自然に包まれた非日常がそこに拡がっています。 

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