2014年

1月

29日

明けの明星

 「冬はつとめて」と清少納言は言っていますが、この時期、なかなか早朝を愉しむ心の余裕も元気も湧いてこないのが本音です。でも、「枕草子」の書かれた平安時代の冬は、住むところも着るものも恵まれた「今」に比べれば、もっともっと寒かったはずです。「寒い」なんて言っていないで、ほんの少しだけ早起きをしてみましょうか。

 そんなことを思った翌朝、少しだけ早起きをした私に自然からの素敵な贈り物がありました。朝焼けの美しい空を背景にした明けの明星と三日月の競演、偶然見ることが出来た奇跡の風景です。こんな日は何だか一日頑張れそうな気がします。

 

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2014年

1月

23日

日出の時を

 1月生まれの母と私のために、今年も妙義山の麓のホテルに宿泊することになりました。夫も都合をつけて小牧から駆けつけてくれ、賑やかな夕餉となりました。

 翌朝、私は事務所へ、夫は小牧に帰るため、雄大な妙義山の景色を見ながら、朝食を。束の間の団欒の時です。それでは、また金曜日に・・・と夫婦らしからぬ会話も何だか今朝は妙にドラマチックに思えました。それは、きっと美しい日の出の時を共に過ごしたからでしょうか。

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2014年

1月

21日

西の空に

 早朝、洗濯物を干し終えると、バスタオルがバリバリに凍ってしまっていました。寒いというより痛いという寒さが続いています。悴んだ手を擦りながら、玄関と急ぎました。早く家の中へ入って暖まらなくては・・・。

 そんな寒くて慌ただしい冬の朝ですが、西の空に名残の月と茜雲が見えました。寒さも慌ただしさも忘れ、しばし立ち止まって見入ってしましました。早朝の素敵な贈り物です。

 そういえば、今日は私の誕生日。両親が元気でいてくれること、夫や子供達もそれぞれの場所で懸命に生きていること、そして、私も家族以外にも必要としてくれ支えてくれる人々がいること、感謝することが沢山あることに気づいた誕生日です。早朝の西の空に、感謝の気持ちを捧げました。

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2014年

1月

18日

古民家の庭で

 以前から行きたいと思っていた岐阜県可児市の古民家をそのまま喫茶店にしたお店にようやく行くことが出来ました。まるで昭和初期にタイムスリップしたような雰囲気に包まれた店内には、ゆったりとした別の時間が流れているようでした。

 慌ただしく過ごしている週末、アンティークなカップで頂くコーヒーの香と味は格別、短い時間でしたが、ゆったり、まったりとした特別な時間を過ごすことが出来ました。

 庭先の蛙の置物と再会を約束して、日常に帰って来ました。

 

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2014年

1月

15日

花のある日々に

 いつでも、また、いくつになっても、お花を頂くことほど嬉しいことはありません。3連休に思いがけず頂いた花束を小牧のリビングに飾りました。リビング全体が華やかに明るくなりました。

 馨しい香りと優しい花色、そして、穏やかな緑に包まれていると、穏やかで優しい気持ちが甦ってくるようです。今の生活は、時間も、心の余裕もない日々とネガティブに考えてしまいがちでしたが、父と母の娘として仕事に没頭できるウィークデイと、妻として母として過ごす短い休日という二つの生活を持つのは、ある意味とても贅沢かもしれないことに気づきました。

 そんなポジティブ思考へと導いてくれた花ある日々に感謝です。週末に帰宅するまで元気で咲いて待っていてくれますように。

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2014年

1月

05日

白馬伝説

 2014年が始まりました。新しい年が良い年でありますように。平穏な日々と家族の幸せが続きますように・・・。新年のささやかではあるけれども大切な願いです。

 三重県の多度大社の絵馬は、太陽を背に駆け抜けていく白馬が描かれています。1500年前から多度大社に棲むと言い伝えられている白馬です。多度山は古くから「神が在わします山」と信じられ、人々は平穏な日々と家族の幸せが続くことを祈りました。その人々の願いを神に届ける使者がこの白馬であると言われてきました。
  天翔る馬は翼を得て、神の懐へと走り去ると、人々の幸せや出会い、喜びを乗せて、再びこの地へ舞降りてくる・・・という白馬(しろうま)伝説を持つ多度大社です。

 

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