2013年

3月

31日

桜咲く頃

 今日で3月も終わり、明日からは4月です。新年度の始まりですが、新入社員がいるわけでもなく、人事異動があるわけでもない小さな事務所にとって、4月1日は、単に3月31日の次の日でしかありません。

 教育の場では、卒業と入学という大きな変化のただなか、新年度は新しい風が吹き抜けていくのを肌で感じることが出来たものでした。でも、今はそんな風を感じることはできません。

 でも、3月15日という一つの節目があるこの仕事、その節目を越えた今、桜咲く頃となりました。もうすぐ満開を迎える桜が、明日は今日の次の日ではなく、新しい始まりの日にしましょうとそっと囁いてくれました。

 

 

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2013年

3月

26日

春3月

 春の気配すら感じることが出来なかった2月、そんな2月から一気に春3月へと。駆け足で通り抜けていく春に少し戸惑いを感じているのは私だけでしょうか。もっとゆっくりと一つ一つ春の足音を確かめながら、春を謳歌したいのに・・・。瞬く間に百花繚乱の春となってしまいました。

 気がつけば、杏の花も、すでに散り始めてしまっています。今年こそ見たいと思っていたアケビの花には何とか間に合うことが出来たようです。散り始めた杏の花と青空を背にしたアケビ、小さな蕾を沢山つけていました。

 この蕾たちも、私が慌しい日常の中に埋没してしまっていると、瞬く間に花開き、そして散ってしまうことでしょう。小さな蕾たちの命の輝きを静かにゆっくりと見守って行きたいものです。

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2013年

3月

14日

芽吹きの時

 加速度をつけてやって来ている春、一気に咲き始めた草花に目が行きがちですが、木々も芽吹きの時を迎えています。昨日まで深い眠りの中にいた花梨の木も、今朝、突然目覚めたかのように青空に向かって、芽吹き始めています。

 花梨の芽吹きをしっかりと見たのは初めてかもしれません。これから、茂っていく葉はどんな形だったでしょうか。花は、どんな雰囲気の花だったかしら。色は何色?

 見ているはずなのに見ていないことって何とたくさんあるのでしょうか。青空に向かって伸びていく花梨の芽。今年は、春、夏、秋、そして冬へと向かっていく花梨と共に過ごす時を持ちたいものです。

 

 

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2013年

3月

13日

花の詩 ~ はなのうた ~

 静かに迎えたいつもの朝、どこからともなく花の詩 ~ はなのうた ~ が聴こえてきたような・・・。庭に出てみると、花ほころび始めたヒマラヤユキノシタが優しく微笑んでくれました。

 2年前の3月、下を向いて挽歌を奏でていたヒマラヤユキノシタですが、静かに時を重ね、今、陽射しに向かって花開き始めています。命あるものはその命を輝かせなさいという優しくも力強い花の詩が聴こえてきました。

 花の挽歌、そして花の詩。どちらも忘れることの出来ない花の魂の叫びです。

 

 

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2013年

3月

11日

3月11日に捧ぐ

 あの日から2年経ちました。時は流れ、季節はめぐり、再び今日という日を迎えることが出来ました。今日という日を迎えることが出来なかった幾多の方々の存在を胸に、日々を大切に生きていかなければなりません。志なかば、夢なかばのまま逝かなければならなかった方々の無念さを忘れてはなりません。

 命ある者、残された者として出来ることは何でしょうか。それは、自らの志を貫き通すこと、そして、夢を叶えるために努力することではないでしょうか。志なかば、夢なかばで逝ってしまった方々の志や夢も皆で背負って生きて行かなければなりません。

 志なかば、夢なかばの無念の魂が、悲しくも美しい青紫の花を咲かせました。ツルニチニチソウの澄み切った青紫の花に、強く逞しく生きていくことを誓いました。

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2013年

3月

07日

春色ストックに

 残りあと一週間、仕事もいよいよ追い込みに入ってきました。連日遅くまで頑張ってくれているスタッフにも疲労がじわじわと押し寄せてきているようです。重苦しい空気に支配されてしまわないよう、些細なことを見つけては皆で笑ったりしていますが、明るい空気で満ち溢れさせることは出来ません。

 そんな疲労度マックスな木曜日の夕方、従弟の奥さんが優しい春色のストックの花を沢山持ってきてくれました。春色ストックは、重苦しい空気を一瞬にして消し去ってしまい、事務所内は優しく芳しい春の空気に包まれています。

 皆、まるで魔法にかかったかのように、明るい笑顔になりました。笑顔を運んできてくれた春色ストックを本当にありがとう。

 

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2013年

3月

05日

春へ

 3月になりましたが、昨日「特急しなの」の車窓から見た景色は、まだまだ冬色に支配されていました。それでも、どこかに春の気配はないかしらと窓の外を眺めていました。遠くの山々は雪に覆われていますが、近くの山は、枯葉色の木々がほんの少しだけ柔らかな緑の色合いを含んできているように見えます。

 春を待つ気持ちが、気づかないほどの緑の色合いを見せてくれるのでしょうか。そういえば、今日は、啓蟄。虫たちが冬籠りから目覚める頃です。厳しい寒さを耐えてきた木々も静かに芽吹きへと動き始める頃です。目に見えないほどの緑が積み重なって、ある日突然春が動き出すのでしょう。空もほんのり春色、木々も芽吹きへと。

 

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2013年

3月

03日

梅ほころんで

 金曜日は夜7時過ぎまで群馬で仕事をし、東京経由の東海道新幹線で帰宅しました。夫に春日井駅まで迎えに来てもらった時は、すでに日付が変わって土曜日になっていました。2週間ぶりの我が家です。

 蓄積した心身疲労に押しつぶされてしまいそうな土曜日の朝、こんな時は、家でのんびりしても、疲労は回復しそうもありません。日常とは異次元の刺激の中で癒されたい。家事もそこそこに、お昼からイ・ビョンホン主演の「王になった男」を観に行って来ました。2時間余り異次元の世界に身を置き、力を得て現実の世界に戻って来ました。

 そして、今日は、花の香りに優しく癒されたいと春日井の緑化植物園に出かけました。八重咲きの紅梅が静かに咲き始めようとしています。梅ほころぶ春3月です。

 

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